南三陸のタコはなぜおいしい?

南三陸町志津川産のマダコは、身が締まっていて、タコならではの歯ごたえを感じることができる上に、噛めば噛むほどにうま味が口中にひろがる濃厚な深みのある味わいで人気です。

たこ焼きや明石焼きで有名な兵庫県明石と肩を並べ「西の明石、東の志津川」と呼ばれるくらい「志津川タコ」は知る人ぞ知るブランド品となっているんだ。

ではなぜ、志津川湾に育つタコはおいしいのだろうか?

答えはタコが食べている餌にある。

雑食であるタコは、エビ・カニ・小魚・貝類など海中の様々なものを食べて成長しますが、南三陸志津川のタコが特徴的なのはアワビを餌にしていること。高級食材のアワビを食べて育つタコだから「セレブダコ」とも呼ばれているんだ。

志津川湾はラムサール条約にも登録されるほど、海に多様な海藻が育っていて豊かな環境にあるんだ。それらを食べたり、棲み家にする多様な生物が集まってくる。タコにとっては大好物の生き物たちがたくさん集まってくる環境にあるんだ。

さらに志津川湾にはタコの天敵であるウツボがほとんど存在しないため、タコにとっては非常に住みやすい環境なんだ。好物をたっぷりと食べて、のびのびと育ったタコだからこそのおいしさなんだね。